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AURA ~魔竜院光牙最後の戦い~

(2008-09-25)
読了。
田中ロミオ流、ボーイ・ミーツ・ガールをたっぷり堪能させていただきました。

CIMG1046.jpg


同じ田中ロミオ氏の「人類は衰退しました」は個人的にあまり評価が高くないのですが、この作品は心にガツーンと響きました。やはり氏はヒューマンドラマを描かせたら天才ですわ……。

しかし、発売日に購入したにも関わらず、読み終わるまでに2カ月の期間を要したのは、じつは1回読むのを挫折したからだったりします。
それは、冒頭の“学級クラスの内情”を描いた部分がリアルすぎてどうしても受け付けられなかっからなんですよね。
クラス内のヒエラルキーとかホントに気持ち悪い。
でも、その自分の中に生まれた感情こそが、ヒロイン・良子の悩みであり、ボクらが立ち向かっていくものなんですよね。
世の中には、“あちら側”みたいな悪魔や妖怪みたいなわかりやすい敵はいない。便利な魔法もない。
そのくせ、“悪意”という見えにくい敵ばかりに満ちていている。
“あちら側”に行ってしまい、“こちら側”をシャットアウトしてしまえば、どんなにラクだろうか。
でも、残念なことに“あちら側”にはハッピーエンドそのものが存在しないんですよね。敵がいないから。
“こちら側”で必死にもがいて戦うしかない。

ボクにはクライマックスの主人公の良子への発言が、読者へのエールにしか見えませんでした。(世の作品はすべからくそうなんですけど)
だってあの急なハッピーエンディング展開は完全に“これからも人生を戦い続ける読者のはなむけ”なんですもの。
あれは他人との“受信”を行った結果をわかりやすく描いたものだと思っています。


まぁ、グダグダとよくわからないことを書き連ねましたが、単純にラブコメモノとしてよく出来た作品だと思います。
ちょっと変わったボーイ・ミーツ・ガール作品を読んでみたい人はぜひ手にとって見てくださいな。



AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫 た 1-4)AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫 た 1-4)
(2008/07/19)
田中 ロミオ

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tag : AURA ~魔竜院光牙最後の戦い~ 田中ロミオ



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