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【読書感想文】レンタルマギカ .〜魔法使い、貸します!

(2013-04-03)
最近シリーズ完結を迎えた人気作ですが、今更に第1巻を読み終えたので感想を。

IMG_1363.jpg


ちなみにかつてTVアニメも放映されましたが、こちらも未見。
作者の三田誠さんの著作では「幻人ダンテ」というミステリーを題材にした小説は読みましたね。

この「レンタルマギカ」は現代に生きる魔法使いたちのドラマを題材にした作品です。
魔法使いといっても、それぞれの人物が扱う魔法はケルトやソロモンといった西洋のものから神道や陰陽道といった東洋のものまで多岐に渡り、ごった煮感の強いものになっています。
また、作中で「魔法を使うには準備に費用と時間がかかる」と明言されていることからもわかるのですが、この現代においては魔法よりも近代兵器のほうが万能です。
そういう理由もあり派手な魔法バトルは展開しないのですが、逆に“一手も間違えることができない”将棋のような緊張感を楽しむことが出来ます。(作品内では“魔法の戦いが始まるということはすでにデッキの組みあがったカードバトルをすることと同じ”と表現されていました)


社長不在の魔法使い派遣会社「アストラル」を社長の息子である伊庭いつきがひょんなことから引き継ぐところから物語ははじまりますが、彼がもともと魔法について詳しくないので読者と同じ目線に立ってくれています。
それでも専門用語はすごく多くて読むと難解なのですが、そこまで深く理解しなくてもストーリーラインは追えるので問題ないかと思います。
作者の三田さんが執筆前に文献を読み漁ったということなので、魔術考証はしっかりしていると思われます。(実際、解説シーンには説得力があります)

ただ、物語全体の流れとしてはかなり急ぎ足だったのが残念。
例えば、いつきの通う学校に「アストラル」の女の子とライバル会社「ゲーティア」のお嬢様が同時に転校してくるというオイシイ展開があるのですが、学校での会話シーンは10ページもありません……。
とりあえずフラグを立てたという感じです。もう少し仲良くなるまでの時間をしっかり書いて欲しかったなぁと。
というか、この第1巻って「ゲーティア」のお嬢様・アディリシアがほとんどメインヒロインなんですよね。
物語も魔法の探求を追うばかりに異形になってしまった彼女の父を討伐する話に終始していますし。(あとは主人公に隠されていたある秘密)
まぁ、アディリシアは金髪ツンデレ縦ロールでいいキャラをしているのは確かなのですが、メインヒロイン・穂波の立場は……。
ほかの「アルトラル」所属の魔法使い、猫屋敷蓮と葛城みかんもキャラクターが立っているだけに主人公のサポートだけで終わってしまったのが残念でした。


まぁ、最初からシリーズとして考えられいてた作品なので1巻だけで評価しないほうがいいのでしょう。
世界観とキャラクターは文句なしに気に入ったので2巻以降も追いかけてみようと思います。


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